孫子とクラウゼヴィッツ
- 作者: マイケル・I・ハンデル,杉之尾宜生,西田陽一
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/09/21
- メディア: 単行本
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とても面白かった。ミンツバーグとか創発戦略論と併せ読むと、おもしろい書き物が作れそう。
孫武とクラウゼヴィッツは、基本的な方法論的仮定(見解)として次のことには互いに同意するであろう。戦争とは科学ではなく術(アート)であり、軍はそれぞれが採用可能な複数の行動方針を各種の状況において持っており、多くの軍事的指導者の想像力と創造力、そして直感力から解決方法が導き出されてくるものである(唯一最善の行動方針があるとするものではない)。